シロアリ・害虫・腐朽菌対策- ホウ酸処理で木造建築を守る 
サービス・Q&A
ホウ酸塩処理はこのような施設 (住宅・商業施設・神社仏閣など) やケースに幅広く適用できます。
新築住宅への塗布
神社仏閣等
商業施設
シロアリ被害対策
木材の腐朽対策
既築住宅
ニュージーランド オークランド近郊建築現場
写真の木材は全てホウ酸処理済み(ピンク色)
新築全構造材施工写真

既築住宅施工写真

ホウ酸のなるほどQ&A

Q   ホウ酸はどんなところで使用されていますか?
A    目薬の添加剤、特に目の洗浄・消毒には昔から使われています。
目の粘膜というデリケートな部位への使用ですが、人体には安全で細菌には有効に作用する特性が生かされています。
Q   ホウ酸の予防効果は何年持続しますか?
A    ホウ酸は安定した無機鉱物です。分解・揮発・蒸散することがないため、災害などで処理した木材が浸水により繰り返し水に晒されない限り半永久的に持続します。
Q   化学物質過敏症やアレルギー体質の人でも安全ですか?
A    人やペット等の哺乳類は、過剰に摂取したホウ酸を腎臓の働きにより体外に排出できるため安全です。経口毒性は食塩並みと低いです。
Q   従来品(合成殺虫剤)との違いは?
A   合成殺虫剤は、揮発・分解するため5年で効果が消滅します。5年毎に再処理したとしても、壁の中の柱や筋交いなどは壁を剥がさないと再処理できません。実質不可能です。
5年目以降は、腐朽菌やシロアリに無防備な住宅になってしまいます。
Q   保証制度はありますか?
A   DOT性能保証制度により、ホウ酸処理した木材にシロアリによる被害が発生した場合は、新築後10年間、既築住宅5年間 最大500万円の修復費用を保証致します。※新築最長30年既築最長15年可能です。
Q   においや色は残りますか?
A   ホウ酸は無臭無色透明の液体です。
Q   既存住宅にも使用できますか?
A   もちろん使用できます。床下の露出した木部に塗布することで予防効果が得られます。
Q   認定薬剤ですか?
A   公益社団法人日本木材保存協会の認定剤です。それにより長期優良住宅の適合、劣化対策等級3、フラット35Sともに利用可能です。

家づくり、見えないところにこだわるには理由があります。

日本の木造住宅寿命(建て替え周期)は約30年と欧米と比べると1/3~1/5です。それは日本の気候や地理的条件が大きく関わっています。

高温多湿の環境は、菌類やシロアリ、キクイムシなどの害虫が繁殖する環境となり、構造材の寿命を短くしてしまう要因になってしまいます。

現在では、3世代が住み続けられる住宅(品確法:劣化対策等級3)、長期優良住宅など、長い住宅寿命が求められています。住宅の長寿命化に大きく関わるのが構造材の劣化対策になります。

ここ数年外来種アメリカカンザイシロアリの被害が全国で急増しています。
このシロアリは、僅かな水分で生息可能で土壌(地中)からではなく、空から飛来し2階の軒やベランダなど、建物のいかなる方向から侵入してきます。

千葉県K市    
アメリカカンザイシロアリ被害動画(2階小屋裏)
断熱材の上に見える小さな粒はカンザイシロアリの糞粒です。
現行の建築基準法(建築基準法施工法令49条2項)
「構造耐力上主要な部分である柱、筋交い及び土台など地上面から1m以内の部分には有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じてシロアリその他の虫による被害を防ぐための措置を講じなければならない」と定めています。

この対策は地下シロアリの被害を想定しているため、カンザイシロアリの対策には対応しておりません。
有効な対策は、海外同様に全構造材をDOT(ホウ酸塩)処理する施工が必要となります。
新築住宅、既存住宅の腐朽菌やシロアリ被害予防には、世界で認められているホウ酸塩を主成分とした、ホウ素系木材保存剤「ティンボアⓇ PCO」をご検討下さい。

SDGs(エスディージーズ)11 「住み続けられるまちづくりを」DGs11 は、人々の住居に焦点を当てた目標です。人々が安全、かつ快適に暮らせるまちづくりを目指し、世界文化遺産や自然遺産の保全・開発に注目しています。

ホウ酸塩処理

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