2011年以前は、日本では木材の劣化や防腐・防蟻対策に合成殺虫剤を使用するのが一般的でした。2011年からは、人体に安全なホウ酸塩が表面処理用保存剤として認定され、品確法、日本住宅性能表示基準の劣化対策等級3-[構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置]をクリアできるようになりました。
ホウ酸塩は万一人やほ乳動物が摂取してしまった場合は腎臓で処理され体外に排出されます。ほ乳類にとっての毒性は食塩と同程度で非常に安心です。また、揮発しないDOTは空気を汚すことがないので、健全な空気環境が得られます。高気密住宅でも、妊婦さん、乳幼児、ペットのいるお家でも安全です。